狭間の領域。 どうもこんにちは、トランスマドロイドです。 小論やりたくない。 小論文模試があるようで、参加者募集のプリントが来ました。やりたくないのでここで書きます。1000~1100字です。 その前にまず、トランス・サイエンスという語句について説明します。日本語では「科学と政治の間にある、科学に問うことはできるが科学では答えを出せない領域のこと」らしいです。 トランスとは何かというと、最近有機化学を勉強しだした身としては立体構造が頭に浮かぶのですが、要するにそのトランスです。何のことだか分かりませんね。 トランスという接頭語には「~を超えて、横切って」という意味があります。サイエンスはサイエンス(科学)です。もうそのままですね。「科学を越えた」という意味になります。日本語の意味になりますね。 さて、本題に入ります。 「トランス・サイエンス」 トランス・サイエンスとは、「科学の狭間」という意味であり、科学で説明できるが科学だけでは答えを出せない領域のことを指す。近年の科学技術の発達により、この領域で提起される問題は増えてきているように感じる。例えば、原子力発電所の是非や、遺伝子組み換えなどの 遺伝関係の技術について、また終末医療の問題などだ。これを見ると、様々な分野に「トランス・サイエンス」が存在し、それらが私たちの身近なものであることが分かる。しかし、身近なものが多いだけに、その全てを把握することはできない。こうしてまた、私たちにとっての「トランス・サイエンス」が増 えているという側面もあるのではないだろうか。 そこで私は、このような問題に対して、私たちは自分なりの意見を持つ必要があると考える。確かに、それぞれの問題について一々調べ、その構造や背景を理解するのは大変な作業かもしれない。それでも、日々技術の進歩で新たな問題が生まれていく現在に おいては、そうすることで少しでも多く自分の周りを見渡すことが重要なのではないだろうか。自分には関係ないという問題も多いと思うが、そのような問題でも考える価値はある。なぜなら、「トランス・サイエンス」が科学で一律の答えを出せない以上、それぞれの人間が自分で答えを出さなければ答えが存在できな いからだ。それは他の人にただ同調するのではなく、自分で調べて意見をまとめてこそ答えを出したことになるだろう。 必ずしも答えを