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大か小か…後編

 社会主義経済。

どうもこんにちは、自由競争マドロイドです。

前回の続き。


  今日は小さな政府です。


 小さな政府の特徴である自由な経済的競争、これを実現するのは規制緩和などによって可能となる、事業の増加や拡大です。それにより競争が起こり、経済活動が活発になることで国が豊かになる…はずです。はたして。


 税金が安くなるのも小さな政府の特徴ですが、税金が上がっているのを見て分かる通りのものです。これはしかし、税金すら無くなると福祉関係のサービスがことごとく消滅しそうなので今すぐに変えることはできなさそうです。小さな政府では基本的に、自分で働いて自分で生活していく……ナニガシドリームも掴めるけれど生活に困る可能性もある……という生存クエストになっています。

税金が安くなると経済が活発になるのかも、よく分かりません。我々は生まれてこのかた好景気というものを経験したことがないので、税金が安くなっても「嬉しい!何か買おう!」という思考になる前に「金利が上がるなら貯金しよう」という守りの姿勢に入ると思われます。世代交代でもしない限りは経済に影響は出ないでしょう。そもそも政策を出している側と経済を動かす側の世代が違うことが、根本的に問題なのではとも思いますが…。


 このように、消極的な世代の日本人には小さい政府のメリットをあまり生かせないのでは、と考えます。


 大きい政府と小さい政府について考えてみましたが、どうも日本に経済を回すのは無理なのでは、という謎結論しか出ません。その対応のための現在の政策なのかもしれませんが、このままでは破綻する未来が見えるので、もう集団農場とか経営した方が日本人は日本人として生きられるのでは、とか思います。

散々考察した割には結論が自棄糞ですが、プロレタリアアレルギーというか知らない故の恐怖症の日本人は近年ようやく減り出したようなので、やるなら今しかないのでは、…などとも考えます。


〔今日の英訳〕

I cannot mention about Japanese economy becomes active if tax be cheaper.

(税金が安くなると経済が活発になるのかも、よく分かりません。)


それではまた。

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