それではSAN値チェックです。…どうもこんにちは、マドロイドです。
タイトルと出だしからお察しの通り、TRPGとCoCの話です。
TRPGのプレイを始めて半年ほどの初心者ですが、今ではすっかりハマっています。それでも以前からTRPGの動画を視聴していた訳ではなく、動画でいくつか見たことがあって、聞いたことが無いことはないという程度の認識でした。
しかし、去年の夏にあやまち氏制作の「まれびとこぞりて」を回してもらって、その魅力に気づいてしまいました。何でもできる、好きなように動ける、キャラクターの設定も自由自在、…と、RPGを自分で体験できるゲームシステムが画期的でびっくりすると同時に、描写やストーリー、そしてダイスロールで運命が決まる、その奥深さの虜になったわけです。
初めて経験したのがCoCだったこともあり、その後はラヴクラフトの著書(読みづらい)を読んだり、ルールブック六版(読みづらい)を購入して読んだり、クトゥルフ神話の世界にすっかり魅せられていました。異端の神々と人間が偶然織り成してしまう物語、その狂気とドラマにキャラクターを置くことができるのがCoCの楽しい所だと思います。
ところで、最近はエモクロアやDXなどのシステムにも手を出しています。
エモクロアはルールブックがウェブで無料公開されていることもあり、CoCの次に読んだシステムです。しかし、キャラクター作成でつまづいて以来、参入者を待っている状況です。「共鳴」ギミックと現代の都市伝説的なホラーの相性がとてもよく、マスターしたらシナリオを書きたいとも思っています。
ダブルクロスは友達にルールブックを貸してもらって読んだシステムです。中二病システムと呼ばれたり呼ばれなかったりするその名の通り、シンドロームによる異能力、それを使った戦闘がとにかく格好いいシステムです。技の名前に左手が疼きます。また、人間関係が一つのギミックになっているのも特徴かと思います。物語の奥行きも深く、登場人物の関係と、立場や考え方の違いなどによるセンチメンタルを味わえます。キャラクターを作るのがとにかく楽しいです。
KPもPLもする部類の人間ですが、如何せん周りにTRPG自体のプレイヤーが少ないのが悩みです。シナリオがどんどん貯まっていく…。近年はインターネットのお陰でオンラインのダイスがありセッションサービスがありキャラクターシートがあるので、TRPGを始めやすい環境は整っていると思います。多くのプレイヤーの参入を待っています。
ちなみに今日も、CoCのとあるシナリオを回してもらいました。ロールプレイはそこまで得意ではないのですが、比較的頑張れたかと思います。非日常的なシチュエーションでセリフを考えて言えるのも、TRPGの楽しみだと感じました。
物語進行の重要な要素は、シナリオによってダイスの出目であったり謎解きであったりロールプレイであったりする訳ですが、僕はどれがメインでもいいと考えます。システムにも依りますが、例えばCoCならメジャーな神話生物がちらっと出てきて後はダイスロールとロールプレイで茶番やSAN値回復、というシナリオもアリだと思います。
TRPGはやはりプレイヤーが何かを経験することが重要であり、それが恐ろしい経験でも楽しい経験でも、キャラクターを創っていくものなら何でも大丈夫なのでは、というのが個人の意見です。クトゥルフ神話の要素が薄いCoCシナリオも存在しますが、その世界を活用して楽しむことができればいいのではと思います。…個人的にはそのようなシナリオを見ると「ここはまだクトゥルフ神話の世界の入り口であり、プレイヤーが神々と周辺の狂気の惨禍にこれから巻き込まれていくことをシニカルに示唆しているのだろうか」などと深読みをしてしまいますが…。
〔今日の英訳〕
I am beginner at the TRPG and it goes through half a year for the first time, I am really into playing them.
(TRPGのプレイを始めて半年ほどの初心者ですが、今ではすっかりハマっています。)
それではまた。
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