スキップしてメイン コンテンツに移動

ブログのすすめ

 sesdek!

どうもこんにちは、ブロガーマドロイドです。

なんとなくおめでたい話。


 このブログの投稿が遂に60を超えました。初投稿が2022年の3月らしいので、今年の3月で2周年になります。もう2年も経ったんですね。この頃は時間が経つのが本当に早い気がするし、大学受験期~入学~学年末もほんの一瞬で過ぎ去っていったような気もするのですが、過去を過去として見ると遥か彼方にあるように感じられるようにも思います。……いや、この前まで高校生だった気がするな。

昔のブログを見返すと、やたらと読点が打ってあります。スマートフォンで編集していたので同じ長さの文章でも短く感じられていたのもあるかもしれませんが、それにしても読みにくいですね。この状態で本を作らなくてよかったです。文体も初々しい感じがします。文法は分かるけどしゃべり慣れてない外国語を使ってる人みたいですね。これは、この2年で文章の書き方が改善されたという技術的な問題と、書くという行動そのものに慣れたことが要因な気がします。書けば書くだけ変わるものですね。

とはいっても、まだまだ改行の仕方も定まりきらないし、もっと分かりやすい文章を書きたいし、結局は修行あるのみです。でも、レポートや発表の原稿を書いたり何かを説明したりした時に「文章が上手い」とか「読みたくなる文章だ」とかいうお褒めのお言葉をありがたくも頂戴することがありまして、こういうのは素直に嬉しいです。これからも色々書いていきたいです。


 あとは、考えを文章として出力する精度が上がったように思います。順序だてて話を進めたり構成を考えて相手に伝わりやすいように工夫したり、といったようなことは、以前よりも意識できるようになりました。そもそもこのブログは小論文対策として始めたところがあるのですが、長い文章を集中して作成する持久力に加えて説明のスキルが(多少は)付いたということは、自分でも目論見通りというか、ある種の成功要素だと思います。これは大学でレポートを書くのにも大いに役立っているので、学生がブログを書く利点は多いと思います。

ブログと言うと何かしらのトラウマを思い出したような顔をする大人も居ますが、個人的には黒歴史を恐れるべきではないと思いますね。Twitter でも Instagram でも、伝統的な所では個人サイトでもいいのですが、場所はともかくインターネット上では学生の表現活動とかいうものは多くの場合は黒歴史になると相場が決まっています。なので、どうせならしっかり文章を書けるようになる可能性もあるブログにチャレンジしてみるのがいいと思います。僕は Twitter もやっていますが、あれはあれで文章を短くまとめる工夫をできるので面白いです。実は、このブログは小論文対策の他にも Twitter 長文スレッド垂れ流し防止のために作られたという側面もあるので、こうやって使い分けるのも手です。というか、ツイッタ長文作家の同志諸君はタイムライン圧迫防止にそうするのがいいと思います。


 最後に蛇足でちょっと話が反れるのですが、僕が世に出回っている各種ブログのように改行を多用しないのは単なる好みです。昔の文庫本のような文字が詰まった本が好きでして、自分のブログもそういう見た目であってほしいなという……そういう単純な理由です。中学時代は地元の公民館の図書室で茶色に変色したような文庫本を、高校時代は電子辞書で青空文庫を延々読んでいました。物語を読むことと同じくらい、あの小さな文字が並んだ紙面や画面が好きだったんですね。そういうレイアウトはスマートフォンからの閲覧には不便なのかもしれないなと思うことはあるのですが、自分では普通に読めるのでまあいいかなと思っています。

そんな感じです。あ、ブログを書きたいなと思った方は Blogger がおすすめです。無料だし、編集画面は直感的に扱えるし、何より登録が簡単です。Google のトップに行ってみてください。Googleアプリの一覧を下にスクロールしていけば、オレンジのアイコンがあります。Gmail があればすぐ始められます。広告収入で稼ぎたい! とか、たくさんの人に見てもらってバズりたい! という人には不向きかもしれませんが、静かにブログを書き続けたい、手軽にブログを始めたい、という人には向いていると思います。シンプルなのでカスタマイズもできます。是非。


それではまた。


P.S.

何と、知り合いがブログを作ってくれました。仲間が増えて嬉しいですね。皆様も、ご一報いただければフォロー(Blogger)させていただき拝読しようと思いますので、開設された折には是非よろしくお願いいたします。

コメント

このブログの人気の投稿

窓辺の旅行記2024夏 名古屋編2 名古屋市科学館・特別展「毒」

  いつかは毒とか持ってみたい。 どうもこんにちは、無毒マドロイドです。 今回は名古屋市科学館と特別展「毒」のレポートです。  「窓辺の旅行記2024夏」、第二回目に紹介するのは名古屋市科学館です。建物二つに球体のプラネタリウムが挟まれたような独特の見た目で、写真で見たことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は特別展のほか、(あまり時間がなかったけど)常設展も見に行ったので、この二つについて書いていきたいと思います。 名古屋市科学館-Googleマップ 〈毒とは何か?〉  「毒」は、令和6年7月13日から9月23日まで開催中の特別展で、そのまま「毒」がテーマになっています。身の回りの毒、意外な毒、そして毒とは何か、毒と人間の関係性、などについて、実物の標本や模型を交えながら解説されています。チケット売り場でまあまあ並んでいたので、クレジットカードを使える方にはチケットの事前購入をお勧めします。チケットを購入して、僕は荷物をそのまま持ってきていたのでコインロッカーを使おうとしたのですが、探してみて驚きました。  周期表?!……ではないようですが、元素記号が並んでいます。いやはや、こういう遊び心はいいですよね。科学館という場所にいるワクワク感が高まります。好きな元素記号のところに入れたいところですが、管理人のバックパックはちょっと入りませんでした……ですが、ご安心ください。これはコインロッカー(小)でして、他の場所にちゃんと中と大もあります。お金が返ってくるやつでよかったですね。管理人が使っているのはコールマンのシールドシリーズの、確か35リットルのやつですが、中のロッカーにおみやげの袋と一緒に問題なく入れられました。  特別展の会場は地下なので、階段を下りていきます。初っ端の「ご挨拶」から既に素晴らしいですね。この会場は一部を除いて写真撮影が可能でしたので、ここからも写真を交えつつ紹介します。  まず来場者を出迎えてくれるのは、チョコレートとアルコールです。そう、この世界は毒に溢れています! 『酒に含まれるアルコールも神経毒の一種です。』いやー素敵ですね。視点を変えればあれも毒、これも毒。みんな毒って大好きですよね。毒は生命の機械的な部分にぴったりとはまる武器であり、それゆえに美しく、また同時に危険です。綺麗なものと危ないものには魅力がありま...

  管理人の愛は重いらしい。時々言われるので、そうなのだろう。しかし、80億の人間ともっと多くの生物、地球環境、それに自分のと他所の創作キャラの絡みなんかを丸ごと愛せるレベルでなければ、管理人は環境屋をやっていけないようにも思う。ただ、これは別に無理に愛を作り出している訳ではない。愛とは何か。これは、考えること、思うこと、想像すること、形にすること、すなわち思想だと思う。  哲学がフィロソフィア、すなわち知を愛することであるように、愛とは原動力である。そして、哲学という営みの根本にあるのが人間の考えるはたらきであるならば、愛は人間の思索であり思想だろう。何かを考えているとき、そこには何かしらの愛が発生するのではないだろうか。  もしそうでなければ、その時には人間として精神的な危機の状態にあるのかもしれない。何かを積極的に考えて想像することは、人間に特有の行動だ。その原動力が愛なら、愛がなく限りなく機械的な情報処理に近い思考は、人間的ではないだろう。それはおそらく、ほとんど受け身に何かの様式に則って考えている、もしくは生物としての本能に従ってプログラム的に動いているに過ぎないのだろう。  そして、そのような思考を形にすることで、愛はきっと確立される。思考といっても、思想として纏まらない考えや、自分の中に秘めている想いというものもあるだろう。それらが全くもって愛ではないとは言えないとは思うが、やはり何かしらの表現によって形にしなければ、対象に示すことができる愛にはならないのではないだろうか。  愛には形がある。それは、思想を思想として表現できるということである。もし表現できない思考があったとしたならば、それは場合によっては恋なのかもしれない。恋は一方的だ。そして、形をとらない思考、すなわち原動力の源は高カロリーなエネルギーに近いのではないだろうか。恋とは動力源であり、エンジンに対するガソリンである。それ単体では危険で、扱いづらい。しかし、爆発的な可能性も持っているのだろう。  以上から、愛とは思想であり、地球環境と生物のために考えている管理人の愛はやはり地球規模である。1人の人間として、愛していたいと思うし、愛されたいとも思う。贅沢を言えば、誰かの思想を、愛を尊重したいと思うし、自分の思想も誰かに大切にされてほしいと思う。 __________________ ...

窓辺の旅行記2024夏 名古屋編4 東山動植物園

 広い(とても広い)。 どうもこんにちは、香らない無用マドロイドです。 今回は東山動植物園の(ほんの一部の)レポートです。  「窓辺の旅行記2024夏」、第四回目に紹介するのは東山動植物園です。もしかすると、コモドオオトカゲの件でご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。ここは動物園と植物園が併設されており、とにかく広いです。なんと、動物園と植物園の入り口は地下鉄で一駅分離れています。一日滞在できたらよかったのですが、残念ながら時間的に余裕がなかったので、広い園内の一部をレポートしていきたいと思います。 東山動植物園-Googleマップ 〈だいたい北園〉  既に2回くらい言っている気がするのですが、東山動植物園は広いのであの時間ですべてを見て回ることはできませんでした。動物園で我々が主に見学したのは北園です。ここには例のコモドオオトカゲがいまして、特別展「毒」にも行ったことですし( 名古屋編2 名古屋市科学館・特別展「毒」 )、ぜひ見学しようということになりました。名前は「タロウ」だそうです。まずは写真をご覧ください。  大きいですね! この日は開園してすぐくらいに行きましたが、飼育スペースの前には既に人だかりができていました。大人気です。ちょうど部屋から出てきたところのようで、のしのし歩いていました。トカゲが歩く擬音が「のしのし」か、という感じですが、本当に大きいんですよね。トカゲ……トカゲか。これが生きてるならそりゃ恐竜もいたんだろうな(飛躍)。  そういえば昔、「ダーウィンが来た」という生物の生態を紹介するような番組で「コモドドラゴン」として取り上げられている回を観たのが印象に残っています。人間が襲われるというようなことから強い生き物なんだなと思いましたが、にしてはおとなしかったですね。朝早かったからかもしれません。何かまだ目が眠そうですしね。  横を向いているとシュっとしているのですが、正面は結構愛嬌があります。こう見るとちょっと可愛いですね……うわ、爪すごいな。  これはトカゲですね(確信)。ということで、コモドオオトカゲはこんな感じでした。朝早いのに立派なカメラを抱えた年配の方や家族連れで混雑していましたが、混む日はもっと混むらしいので、見てみたい人はやはり朝行くのがいいかもしれません。そういえば、ここに来る途中にはゴリラの飼育スペースもあって、そちらも...