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9月, 2024の投稿を表示しています

固形絵の具2 ムラサキオカヤドカリ

 36色! どうもこんにちは、気体マドロイドです。 固形絵の具とヤドカリの話。  旅行記を一時中断して、今日は固形絵の具の話です。ちなみに旅行記はブログのトップページにある三本線みたいなやつから「ラベル」を選択するとまとめて見られますので、是非ご活用ください。ということで、今日は水彩固形絵の具で描いた絵を紹介します。何を描いたか分かりますか?  模写ではないので多少印象で描いていますが……これだけで分かった人はすごいです。正解はムラサキオカヤドカリという、陸にいるヤドカリの一種です。モデルになってくださったのは、知り合いのところの「おかやどかり」さんです。ありがとうございます。  僕は初めてオカヤドカリというものをしっかり見たのですが、これは可愛いものですね。磯にたくさんいる小さいやつ(ホンヤドカリ)より大きいので、ハサミや目も大きく、動作も分かりやすいので愛嬌があります。  目が可愛い。控えめなハイライトの入り方はアニメキャラをも凌駕するのではという絶妙さ、更によくよく見るとまつ毛(?)が生えているのも素敵です。いや、まつ毛と呼んでいいのかは分からないのですが、そうとしか呼びようがないと言いますか……どうして生えてるんだろうと思ってネットで調べたのですが、「ヤドカリのまつ毛は可愛い」という意見しか見つかりませんでした。あと、なぜか沖縄の方言の研究がヒットします。ヤドカリのまつ毛は可愛い。  そういえばこれ、海のヤドカリにも生えてるんですよね。水族館で見た大きいヤドカリでしたが、少女漫画みたいなまつ毛が生えてました。実はホンヤドカリにもあるんでしょうか。小さすぎて見えなさそうなのと、捕まえても観察するのは難しい気もします。一応飼育もできるようですが、フェンストーノ公国は温度変化が激しすぎるので難しいかもしれませんね。  あ、右側に定規が置いてあるのは、ハイライトはホワイトを入れているのではなく白抜きしている、という説明に使った画像だからです。集中していて筆がそこそこ細ければどうにかなるのですが、鉛筆の芯みたいな細さのやつを買うか迷ってます。  なんかずっとヤドカリの話をしていましたが、水彩で塗る過程もあるのでご覧ください。一応解説してみますが、高校で1年美術を取っていたという程度の一般絵描きが言うことなので、あまり信用しないでください。ですので、間違えていても怒らな

窓辺の旅行記2024夏 名古屋編4 東山動植物園

 広い(とても広い)。 どうもこんにちは、香らない無用マドロイドです。 今回は東山動植物園の(ほんの一部の)レポートです。  「窓辺の旅行記2024夏」、第四回目に紹介するのは東山動植物園です。もしかすると、コモドオオトカゲの件でご存じの方もいらっしゃるかもしれませんね。ここは動物園と植物園が併設されており、とにかく広いです。なんと、動物園と植物園の入り口は地下鉄で一駅分離れています。一日滞在できたらよかったのですが、残念ながら時間的に余裕がなかったので、広い園内の一部をレポートしていきたいと思います。 東山動植物園-Googleマップ 〈だいたい北園〉  既に2回くらい言っている気がするのですが、東山動植物園は広いのであの時間ですべてを見て回ることはできませんでした。動物園で我々が主に見学したのは北園です。ここには例のコモドオオトカゲがいまして、特別展「毒」にも行ったことですし( 名古屋編2 名古屋市科学館・特別展「毒」 )、ぜひ見学しようということになりました。名前は「タロウ」だそうです。まずは写真をご覧ください。  大きいですね! この日は開園してすぐくらいに行きましたが、飼育スペースの前には既に人だかりができていました。大人気です。ちょうど部屋から出てきたところのようで、のしのし歩いていました。トカゲが歩く擬音が「のしのし」か、という感じですが、本当に大きいんですよね。トカゲ……トカゲか。これが生きてるならそりゃ恐竜もいたんだろうな(飛躍)。  そういえば昔、「ダーウィンが来た」という生物の生態を紹介するような番組で「コモドドラゴン」として取り上げられている回を観たのが印象に残っています。人間が襲われるというようなことから強い生き物なんだなと思いましたが、にしてはおとなしかったですね。朝早かったからかもしれません。何かまだ目が眠そうですしね。  横を向いているとシュっとしているのですが、正面は結構愛嬌があります。こう見るとちょっと可愛いですね……うわ、爪すごいな。  これはトカゲですね(確信)。ということで、コモドオオトカゲはこんな感じでした。朝早いのに立派なカメラを抱えた年配の方や家族連れで混雑していましたが、混む日はもっと混むらしいので、見てみたい人はやはり朝行くのがいいかもしれません。そういえば、ここに来る途中にはゴリラの飼育スペースもあって、そちらも

窓辺の旅行記2024夏 名古屋編3 番外編:コメダ珈琲「おかげ庵」

 抹茶! どうもこんにちは、和風マドロイドです。 名古屋の食べ物の話。  「窓辺の旅行記2024夏」、第三回目は番外編です。名古屋の食べ物を紹介していきたいと思います。と言っても、そんなに色々食べたわけではないんですよね。名古屋には三日いたのですが、外食をしたのは一日目の夜、二日目の朝と夜だけです。しかも、一日目の夜と二日目の朝は両方「おかげ庵」というコメダ珈琲店の別業態で、和風のコメダ珈琲みたいな店です。ということなので、少ないですが名古屋で食べたものの紹介をしていきたいと思います。 〈和風コメダ、おかげ庵〉  名古屋の友達おすすめ、コメダ珈琲店の和風店舗です。名古屋の他には東京と神奈川にしかないそうで、ほうじ茶ソフトクリームがおいしいからぜひ食べてほしいとのことでしたが……一日目の夜に行った店舗には置いてありませんでした。科学館から歩いて行ける距離にあったのですが、そこは残念でした。気を取り直して紹介。このおかげ庵は店内も和風で、待合みたいな場所に和傘が飾ってあったり、照明が提灯みたいだったり、非常に凝った作りになっています。この日に行った店舗(栄広小路店)は天井が高く、明るくて広々とした印象でした。店内奥の調理スペースは、店の中に小さな店があるような構造になっていました。コメダ珈琲と違って座席は緑色ですが、座り心地がいいのは変わりがないです。  こちらはきしめんです。奥は友達が頼んだ期間限定のメニューで、混ぜそばのきしめん版みたいなやつだったと思います。……なんかメニューの写真で見た印象より大きい気がするんですが。コメダ珈琲にも久しく行っていなかったので本当にすっかり忘れていましたが、そういえばこの店はチェーン店なのに逆写真詐欺(メニューの写真が実物より立派である写真詐欺の逆、実物がメニューより立派)をする店でした。なるほど? 調子に乗ってデザートと飲み物も頼んでいますが……どうにかなるだろ(?) きしめんはもちもちした平らなうどんみたいな感じです。普通のうどんよりしっかりしてるかな? 食感はつるっとしています。  こちらはあんみつと、本わらび餅アイスきなこオーレ、あとは例の豆菓子です。セットなので小さめ……なのか? これが小さめなら本来のサイズはどうなるんだよ。いや、もうこのへん自信がないです。皆様がご自身の目で確かめてください。だってなんか明らかに具が多い

窓辺の旅行記2024夏 名古屋編2 名古屋市科学館・特別展「毒」

  いつかは毒とか持ってみたい。 どうもこんにちは、無毒マドロイドです。 今回は名古屋市科学館と特別展「毒」のレポートです。  「窓辺の旅行記2024夏」、第二回目に紹介するのは名古屋市科学館です。建物二つに球体のプラネタリウムが挟まれたような独特の見た目で、写真で見たことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は特別展のほか、(あまり時間がなかったけど)常設展も見に行ったので、この二つについて書いていきたいと思います。 名古屋市科学館-Googleマップ 〈毒とは何か?〉  「毒」は、令和6年7月13日から9月23日まで開催中の特別展で、そのまま「毒」がテーマになっています。身の回りの毒、意外な毒、そして毒とは何か、毒と人間の関係性、などについて、実物の標本や模型を交えながら解説されています。チケット売り場でまあまあ並んでいたので、クレジットカードを使える方にはチケットの事前購入をお勧めします。チケットを購入して、僕は荷物をそのまま持ってきていたのでコインロッカーを使おうとしたのですが、探してみて驚きました。  周期表?!……ではないようですが、元素記号が並んでいます。いやはや、こういう遊び心はいいですよね。科学館という場所にいるワクワク感が高まります。好きな元素記号のところに入れたいところですが、管理人のバックパックはちょっと入りませんでした……ですが、ご安心ください。これはコインロッカー(小)でして、他の場所にちゃんと中と大もあります。お金が返ってくるやつでよかったですね。管理人が使っているのはコールマンのシールドシリーズの、確か35リットルのやつですが、中のロッカーにおみやげの袋と一緒に問題なく入れられました。  特別展の会場は地下なので、階段を下りていきます。初っ端の「ご挨拶」から既に素晴らしいですね。この会場は一部を除いて写真撮影が可能でしたので、ここからも写真を交えつつ紹介します。  まず来場者を出迎えてくれるのは、チョコレートとアルコールです。そう、この世界は毒に溢れています! 『酒に含まれるアルコールも神経毒の一種です。』いやー素敵ですね。視点を変えればあれも毒、これも毒。みんな毒って大好きですよね。毒は生命の機械的な部分にぴったりとはまる武器であり、それゆえに美しく、また同時に危険です。綺麗なものと危ないものには魅力がありますからね